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カテゴリ:80・安居のエントリー一覧

  • 正法眼蔵 安居 10

    この「安居の巻」は道元禅師が中国で実際に行われていた夏安居の仕方を日本においても、僧侶の方々が仕来たりに従って実際に夏安居がやれるようにとお書きになられています。本文はまだまだ続くのですが、これ以降も出家された僧侶の方々に関する話になりますので、この巻はこれから先はを省略して次回は「佗心通」の巻に入ります。          ―西嶋先生にある人が質問した―質問名利を離れて仏道に飛び込んだお坊さんが毎...

  • 正法眼蔵 安居 9

    釈尊の言葉について道元禅師の注釈は続きます。この説話から釈尊が口で何も言わないという事を説いたのだと考えるならば、古今の名剣と言われた三尺の龍泉剣も何の役にも立たずに、陶家の壁にただ掛けられている状態と同じであって大変気の毒な話である。このように考えてくると、釈尊が夏の90日間坐禅をするという教えを残されたことは、永遠の意味を持った教えというものを述べられたという事が言えるし、釈尊がこのような教えを...

  • 正法眼蔵 安居 8

    釈尊の言葉について道元禅師の注釈は続きます。釈尊が夏の90日間一ヵ所に滞在して坐禅をされたという事に関する説話は、何も言われなかった事を尊重するために述べられているわけではない。この説話の中で釈尊が説かれていることも、単に部屋の中に閉じこもって何も言わないという事ではなしに、体全体をひたすら泥水につかり、煩わしいものの中にまみれさせ、正しい教えを説き人を救うという事であり、決してそのような状態から離...

  • 正法眼蔵 安居 7

    釈尊はマダカ国において多くの人々のために説法をされた。そしてその後、寺院における90日間の夏安居を行おうとして弟子の阿難尊者に向かって言われた。仏教を学ぶ人々に対して自分は常に説法をしているにもかかわらず、その教えを聞く人々は必ずしも敬い仰ぐという気持ちが生まれて来ないようである。そこでいま自分は因沙臼室に入ってその中で坐禅をして90日を過ごそうと思う。もしも急に人がやってきて教えを聞きたいと願った時...

  • 正法眼蔵 安居 6

    黄龍悟新禅師の言葉について道元禅師の注釈は続きます。夏安居が行われる事については、過去における仕来りがあり基準となるものも存在するけれども、我々が現に夏安居を実際に行う事で夏安居が具体化されてくるのであって、我々が実際に行うという事実を他にして、他の場所、他の時点から夏安居が我々のところに自動的に移つてくるという形のものではない。現に偶発的に今我々がやるから夏安吾が行われるという事ではなしに、やは...

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「正法眼蔵」は仏道を勉強する上において「なぜ坐禅をやらなければならないか」という事を事細かに疑問の余地のない形で詳細を述べておられる。だから「正法眼蔵」を読んで仏道の理論的な側面を勉強しながら自分自身で坐禅をやるならば、仏道修行においては欠けているところはない。―愚道和夫老師―

プロフィール

幽村芳春

Author:幽村芳春
70代女性。自営業。自宅で毎日朝晩坐禅をしています。愚道和夫老師が講義された道元禅師著「正法眼蔵」をブログで紹介しています。老師より平成13年「授戒」平成20年「嗣書」    

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