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カテゴリ:76・自証三昧のエントリー一覧

  • 正法眼蔵 自証三昧 28

    大慧宗杲禅師の説話について道元禅師の注釈は続きます。次のようなことを承知しておかなければならない。釈尊以来代々の祖師方によって、インドにおいても大宋国においても嗣書を正しく伝承してきた人々は、青原行思禅師の流れをくむ人々がまさに正しい伝統をになっているのである。そして青原行思禅師の流れというものを洞山良价禅師が自然の成り行きとして正しく伝承された。その様な事情というものを、その系統以外の諸地方に散...

  • 正法眼蔵 自証三昧 27

    大慧宗杲禅師の説話について道元禅師の注釈は続きます。この様な事態から考えてみると、洞山道微禅師が大慧宗杲禅師の境地を認めなかったという事は、その後に大慧宗杲禅師が言った言葉や経験した行いに照らして考えてみるならば、洞山道微禅師の大慧宗杲禅師に対する判断が決して誤っていなかったという事が知れる。大慧宗杲禅師の流れをくみ大慧宗杲禅師の教えを勉強している人々は、その後々の時代に至るまでも洞山道微禅師が大...

  • 正法眼蔵 自証三昧 26

    大慧宗杲禅師の説話について道元禅師の注釈は続きます。この様に考えてくると、大慧宗杲禅師は、師匠の圜悟克勤禅師の持っていた徳を半減した程度の才能にもまだ達していなかったという事が言える。ただ僅かに、「法華経」や「楞厳教」と呼ばれる経典の言葉を暗記して、それを口うつしに説いたまでであり、釈尊が持っていた骨や髄を持っているという様子が見当たらない。大慧宗杲禅師の考えでは、都会の中で、あるいは自然の中で一...

  • 正法眼蔵 自証三昧 25

    大慧宗杲禅師の説話について道元禅師が注釈されます。ここに引用したところの説話が大慧宗杲禅師が後に圜悟克勤禅師に弟子入りした際の説話である。大慧宗杲禅師は圜悟克勤禅師の教団で書記の役割をしていた。しかしながら大慧宗杲禅師の様子を観察してみると、過去においても何らかの真実を得たという境地は見当たらないし、時間がたって後においても何らかの境地を得たという事実が見当たらない。大慧宗杲禅師は後に寺院の住職に...

  • 正法眼蔵 自証三昧 24

    本文に入る前に、大慧宗杲禅師の説話について西嶋先生が解説されます。前回は宋の時代に活躍した大慧宗杲禅師について、道元禅師はその到達した境地が必ずしも賞讃には値しないという話をされました。なぜそういう話をされたかというと、「自証三昧」という言葉に関連して、大慧宗杲禅師は仏道修行の目的は自分自身が悟ることを意味すると言う考え方を弟子たちに伝え、今日でも同じ様な考え方で坐禅をしている人々もいる。道元禅師...

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「正法眼蔵」は仏道を勉強する上において「なぜ坐禅をやらなければならないか」という事を事細かに疑問の余地のない形で詳細を述べておられる。だから「正法眼蔵」を読んで仏道の理論的な側面を勉強しながら自分自身で坐禅をやるならば、仏道修行においては欠けているところはない。―愚道和夫老師―

プロフィール

幽村芳春

Author:幽村芳春
70代女性。自営業。自宅で毎日朝晩坐禅をしています。愚道和夫老師が講義された道元禅師著「正法眼蔵」をブログで紹介しています。老師より平成13年「授戒」平成20年「嗣書」    

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