fc2ブログ
トップページ | 全エントリー一覧 | RSS購読

カテゴリ:58・面授のエントリー一覧

  • 正法眼蔵 面授 22

    面授について道元禅師の注釈は続きます。一般的に言うならば、仏道の真実を体得された方々の説かれた偉大な教えの中においては、ただ顔と顔とを合わせて一対一で師匠が授け弟子が受け取ると言うものであり、それ以外に他のものがあるという事でもないし、顔と顔とを突き合わせるというだけの事実の中に何か欠けたものがあるという事は決してない。このように師匠と弟子とが顔と顔とを合わせて行う伝授の事態に、現に出会う事の出来...

  • 正法眼蔵 面授 21

    承古禅師の説法について道元禅師の注釈は続きます。さてそこで自分(道元)は汝(承古禅師)の迷いを救ってやろう。とりあえず仏教界において昔から伝わっている説話を取りあげて勉強してみよう。百丈禅師が黄檗禅師に対して「お前はこれから馬祖道一禅師の法を継ぐことがないかどうか」と言われた言葉の意味は、汝は馬祖道一禅師の法を継ぐべきだと言われたわけではない。とりあえず汝は「獅子奮迅」の説話を学ぶべきである。獅子...

  • 正法眼蔵 面授 20

    承古禅師の説法について道元禅師の注釈は続きます。汝(承古禅師)は黄檗禅師のことを批評して、馬祖道一禅師が亡くなってからまだ五年しか経っていないのに、馬祖道一禅師の法を継ぐことが出来なかったと言って黄檗禅師の境地を批判したけれども、その様な汝の批判というものが、実に滑稽で笑うだけの価値もない。仏教界の実情から言うならば、仮に釈尊の法を継ぐだけの力量を得た場合には、その先輩が亡くなってから無限の長い時...

  • 正法眼蔵 面授 19

    承古禅師の説法について道元禅師の注釈は続きます。黄檗禅師は時代を超えて真実を得た方と言う事が出来る。仏教界において法を継ぐという事が、一体どういう内容のものかという事を十分承知しておられる。しかしながら汝(承古禅師)は仏教界において、法を継ぐという事の基本的な原則がどのようなものであるかという事を、いまだかつて夢にさえも見たり聞いたり学んだりすることがないように見受けられる。黄檗禅師はその師匠であ...

  • 正法眼蔵 面授 18

    承古禅師の説法について道元禅師が注釈されます。汝(承古禅師)が現に雲門禅師を承知している、あるいは雲門禅師と出会ったと言っていることを仮に許したとしても、雲門禅師が直接に汝を見たという事が言えるかどうか。もし仮に雲門禅師が汝の事を見る事がなかったならば、汝自身が雲門禅師の法を継ぐ事は不可能であったであろう。そして雲門禅師は決して汝に認可を与えるという事を言っておられるわけではないから、汝は「雲門禅...

フリーエリア

「正法眼蔵」は仏道を勉強する上において「なぜ坐禅をやらなければならないか」という事を事細かに疑問の余地のない形で詳細を述べておられる。だから「正法眼蔵」を読んで仏道の理論的な側面を勉強しながら自分自身で坐禅をやるならば、仏道修行においては欠けているところはない。―愚道和夫老師―

プロフィール

幽村芳春

Author:幽村芳春
70代女性。自営業。自宅で毎日朝晩坐禅をしています。愚道和夫老師が講義された道元禅師著「正法眼蔵」をブログで紹介しています。老師より平成13年「授戒」平成20年「嗣書」    

最近の記事

リンク

最近のコメント

カテゴリ

アクセスカウンタ-