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カテゴリ:18・看経のエントリー一覧

  • 正法眼蔵 看経 32

    大先輩である薬山惟儼禅師が高沙弥に質問して言う。薬山惟儼禅師問うお前は真実を得たといわれているけれども、経典を読むことによって真実を得ることができたのか、師匠の説法を聞くことによって真実を得ることができたのか。高沙弥答える自分は経典から得たわけでもありませんし、また師匠の説法を聞いて得たわけでもありません。薬山惟儼禅師問う世の中には経典も読まなければ説法も聞かないたくさんの人々がいる。それらの経典...

  • 正法眼蔵 看経 31

    現在、釈尊以来の伝統を保持している教団においては、経典を読むその読み方については様々の種類がある。一つには寺院にたくさんの寄付をした人が寺院に来て、僧侶に対して「どうかお経を読んでください」と頼み、その頼みに従って僧侶が全員で経典を読む場合がある。あるいは何がしかのお金を寺院に寄付して、「毎日お経を上げてください」という頼み方をする場合もある。あるいは僧侶自身が自発的にお経を読む場合もある。このほ...

  • 正法眼蔵 看経 30

    雲居道膺禅師と僧侶との問答について道元禅師が注釈されます。ここで雲居道膺禅師が言っておられるところの「お前が読んでいる経典は、言葉で説明する事のできない何かを教えている経典だ」という言葉は、心の中で念じているその心の中身というものを取り上げる必要がないほど、永遠の意味を持ったものである。人生というものは実に厳しいものであるから、どこでどの様な危ない目に合わないとも限らない。その点では、日常生活、人...

  • 正法眼蔵 看経 29

    雲居道膺禅師の教団に一人の僧侶がいて、ある時、自分の部屋で経典を読んでいた。その時、窓の外を通りかかった雲居道膺禅師がその僧に質問した雲居道膺禅師問う今お前さんが声を出さずに読んでいる経典は一体何の経典だ。僧答えるこれは「維摩経」であります。雲居道膺禅師言う私はお前に経典の名前が「維摩経」だと言うふうな事を聞いたのではない。お前が読んでいる経典は言葉で説明する事のできない何かを教えている経典だ。こ...

  • 正法眼蔵 看経 28

    冶父道川禅師が言われた。千、億というたくさんの仏に供物を捧げる事から生まれてくる幸福は無限である。しかし、その様な無限の幸福をもたらす供養と言えども、常に釈尊の説かれた教典を読む事には及ばない。白い紙の上に墨で字を書いてあるものが経典に他ならない。諸氏もこの経典を読む事がいかに尊いかという事を、現実にしっかりと見ていただきたい。冶父道川禅師の言葉について道元禅師が注釈されます。この冶父道川禅師の言...

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「正法眼蔵」は仏道を勉強する上において「なぜ坐禅をやらなければならないか」という事を事細かに疑問の余地のない形で詳細を述べておられる。だから「正法眼蔵」を読んで仏道の理論的な側面を勉強しながら自分自身で坐禅をやるならば、仏道修行においては欠けているところはない。―愚道和夫老師―

プロフィール

幽村芳春

Author:幽村芳春
70代女性。自営業。自宅で毎日朝晩坐禅をして、愚道和夫老師が講義された道元禅師著「正法眼蔵」を毎日ブログで紹介しています。愚道和夫老師より平成13年「授戒」平成20年「嗣書」    

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