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カテゴリ:90・四禅比丘のエントリー一覧

  • 正法眼蔵 四禅比丘 9

    「摩訶止観弘決」より引用された説話について道元禅師の注釈は続きます。仮に四果(仏道修行における第四段階の成果)を得た聖者であったとしても、どうして釈尊の境地に及ぶことがあろう。釈尊の弟子であった舎利弗尊者は非常に長い期間にわたって四果を得た聖者であった。そして全宇宙の中にあるところの智慧をすべて集めて釈尊を例外として取り除き、それ以外の全ての知恵を一つにまとめ舎利弗尊者の知恵を十六分の一に分けたその...

  • 正法眼蔵 四禅比丘 8

    「摩訶止観弘決」より引用された説話について道元禅師が注釈されます。元来釈尊の説かれた教えを承知している人々はこの説話の例からもわかる様に、自分自身の誤りを承知して速やかにその誤りを投げ捨てることが出来る。しかしながら釈尊の説かれた教えを承知していない人々は、愚かな境涯の中にあって一つの境涯から他の境涯に移った場合でも、やはりその様な愚かな境涯を抜け出す事ができないのである。ところがこの優婆毱多尊者...

  • 正法眼蔵 四禅比丘 7

    かつて次のような説話を聞いたことがある。一人の人がいて自分はすでに釈尊の教えを体得したと主張した。ところが釈尊の教えの真実に到達したと自分では考えていたけれども、天地がはっきりと明るくなってくるという状況がなかった。そこでこの自分の周囲が明瞭になってこないのは、悪魔が邪魔をしているためであろうと考えた。ところが自分の周囲がだんだんはっきりとしてくると、天上にいる梵天王が「どうか釈尊の教えをお説きく...

  • 正法眼蔵 四禅比丘 6

    過去における優れた僧侶が言われた。釈尊の教えを勉強するはその一番最初に、仏道修行においてどういう過程があり、どういう順序があるかという事がわかっていると、仏道修行の途中で規準を超えたり順序を乱したりという事があったとしても、自分が基準を超えたとか順序を乱したとかというふうな事情を理解することが容易にできる。   ―「摩訶止観弘決」より引用―上記について道元禅師の注釈です。この過去における優れた僧侶の...

  • 正法眼蔵 四禅比丘 5

    「摩訶止観弘決」より引用された説話について道元禅師が注釈されます。この説話の中に語られている僧侶は、自分はもうすでに仏道修行の最終段階に到達したという間違った判断をしていたけれども、たくさんの商人が殺される情景を見た際に「怖い」という気持ちを持った。そこで自分は仏道修行の最終の段階である阿羅漢の境地にはいないと考えたけれども、依然として仏道修行の第三番目の成果である阿羅含果の境地にいるであろうとい...

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「正法眼蔵」は仏道を勉強する上において「なぜ坐禅をやらなければならないか」という事を事細かに疑問の余地のない形で詳細を述べておられる。だから「正法眼蔵」を読んで仏道の理論的な側面を勉強しながら自分自身で坐禅をやるならば、仏道修行においては欠けているところはない。―愚道和夫老師―

プロフィール

幽村芳春

Author:幽村芳春
70代女性。自営業。自宅で毎日朝晩坐禅をしています。愚道和夫老師が講義された道元禅師著「正法眼蔵」をブログで紹介しています。老師より平成13年「授戒」平成20年「嗣書」    

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